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2011/01/10

「物語 メキシコの歴史」大垣 貴志郎

物語 メキシコの歴史―太陽の国の英傑たち (中公新書)
副題は「太陽の国の英傑たち」



最近、読書雑感をサボっていたので、かれこれ2年以上前に読んだ本です。

月日が経つのはあっという間ですね、本当に。



この本は当時自分の読書テーマ「世界を知ろう」の3冊目です。



ちなみに、1冊目「バチカン」、2冊目「イスラームの世界地図」で、このテーマは3冊目(つまり、本書)で終わりました。



問い:なぜ、メキシコだったのか。

答え:よく知らないから。



というわけで、メキシコの歴史に関する予備知識ほぼゼロで読みました。

タイトルに「物語」とついていますが、特に物語形式ではありません。



ただ、副題に「英傑たち」とある通り、人にスポットを当てた感じになっているため、ある程度、歴史の流れが分かっていないと分かり辛かった印象でした。

が、パラパラと読み返してみると、それは主に近代の話で、全編を通じてというわけでもなく。

マヤ文明から始まって、新大陸の発見、植民地時代、独立戦争、帝政、そして、戦争やら独裁やら内戦やらクーデターやら革命に加えて、複雑な人口構成も相まってなかなか壮絶な歴史でした。

ペニンスラール(スペイン本国人)、クリオージョ(移民2世以降)、先住民、メスティソ(白人系と先住民の混血)、黒人、ムラート(黒人と先住民の混血)とこんな感じです。

最終的には現代メキシコまで話が続きます。

それほど分厚いわけでもない新書でよくもここまで書けたものだと。

おまけに、巻末には人名と事項の索引つき。



正直1回読んだだけでは把握しきれませんでした、というかあまり記憶に残っていません……。

メキシコから見たアメリカ合衆国というのはなかなか面白い視点だなと感じました。

時代が時代とはいえ、当時のメキシコ領の1/3を割譲とかエグい。(メキシコ割譲地(wikipedia)



メキシコというと、マフィアとか麻薬のイメージが強くて、その政治に目を向けたことが無かったけど、外交はなかなか賢く立ち回っている模様。



なお、最近の私の読書動向は以下を参照ください。

basico@hexarysの書斎


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