【フリーランチ】理論上100%儲かるはずのVIX短期先物指数ETF(1552)ショート戦略を実践してみた結果


この記事は2018年2月のVIXショック(と仮に呼びます)以前に書き始めていました。
時機を逸してしまった感はありますが、せっかくなので公開します。
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投資の世界にフリーランチはありません。

が、何事も例外があるのが世の常。

VIX短期先物指数ETF(1552)のショートは資金管理にさえ気をつければ、理論上100%儲かる投資法です。
この考えは今でも変わりません。

基本的なこの投資法の説明については以下の記事に譲ります。(別ブログの記事)
成り上がりの切り札「VIXショート投資」について | 30代から新しい投資で富裕層に成り上がる!


私が得た結論

VIX短期先物指数ETFのショートは理論上は確かに100%儲かります。
理論上、そして現実にもこのETFの価格は仕組み上、長期的に見れば必ず値下がりします。

しかし、現実には以下の2つの問題があり、理論通りにはいきません。

・ショートできない
・諸費用がかかる

ショートできない

最大の問題がこちらです。
ショートできれば儲かるけど、ショートできないんじゃそりゃ儲けられませんよ、と。

VIX短期先物指数ETFは、2017/10/24(火)より「新規建停止」の日証金規制がかかっています。
この記事を書いている2018/02/12(月)現在も同様です。

そのため、新規にエントリーできないのです。

私は規制がかかった時点で24株ショートしていました。
しばらくしたら規制が解除されると期待して、様子見していました。
しかし、1ヶ月程度経っても規制が解除されません。

そのため、売りたいときに売れない(新規エントリーできない)のはリスクが高過ぎると判断し、手仕舞いすることにしました。


諸費用がかかる

問題点はもう1つあります。
諸費用の存在です。

1株に対して定額の費用がかかるので、単価が高いうちは問題ありません。
が、先述のとおり、VIX短期先物指数ETFは値下がりが宿命づけられています。

2010/12/16に基準価格13,092円で始まった単価は、2017年9月14日には76円まで値下がりしました。
そして、翌2017年9月15日に200:1の併合が行われています。

私がVIXショートの可能性に気づきながら実践できずにいたのもこのETFが低単価だったからでした。

今後、規制が解除され、いつでもショートできるようになったとしても単価が低い場合は手を出さないでしょう。


具体的な投資法と結果

建玉は自己資金の30%くらいまでにすること

ETFをショートするためには信用取引をする必要があります。

信用取引は制度上、自己資金の3倍を取引することができます。
しかし、上限までVIXショートをすることは危険です。

では、自己資金の範囲内(100%)で取引すれば良いのか?
それも違います。

過去の同ETFの値動き(以下のサイトでダウンロード可能)から一発退場を避けるには自己資金の30%ぐらいに留めるべきと分析しました。

国際のETF VIX短期先物指数 | 投資信託なら三菱UFJ国際投信

一度に売らずに分割すること

自己資金の30%に建玉を制限するとしても一度に売ってはいけません。
分割してショートする必要があります。

リーマンショック級の相場変動が起きても自己資金の30%を3~4分割くらいで回していけば退場は避けられるはずと考えました。

※投資は自己責任でお願い致します。
この投資法の通りに投資して損失を被ったとしても私は責任を取りません。


結果

で、具体的に私の投資成果はどうだったのか?
表にまとめたのがこちらです。

元本は100万円、76日間で5万円強の利益でした。
元本に対して年利で換算すると25.2%ほどの利益となりました。

年間で10%くらいの利益を取りたいと考えていた私にとってはまあまあの結果でした。



利用した証券会社はカブドットコム証券です。
同証券会社では、VIX短期先物指数ETF(1552)はフリーETFに指定されており、取引にかかる手数料が無料だったからです。



他にVIXをショートできる方法は無いのか

さて、VIX短期先物指数ETF(1552)のショートはうまくいかないことが分かりました。
ただそれでVIXショートという100%儲かるはずの投資法を諦め切れません。

代替手段を考えました。

VIXインバースETN(2049)のロング

VIXと逆の値動きをするようにデザインされたETNです。
ETNとは「Exchange Traded Note」の略で「上場投資証券」もしくは「指標連動証券」と呼ばれます。
一方、ETFは「Exchange Traded Fund」の略で「上場投資信託」です。
このETNは、VIX短期先物指数ETFと似た理屈(ただし方向は逆)で、長期的には必ず値上がりするはずの商品です。

しかし、この商品は早期償還条項が付されていたため、投資は見送りました。
(後知恵のように思われるかもしれませんが、本当の話)

もっと前に公開していればドヤ顔したんですけど笑

実際、この商品は2018年2月のVIXショックの折に早期償還が決定してしまいました。

【ETN】「NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN(2049)」早期償還のお知らせ | 野村證券


ProShares Short VIX Short-Term Futures (SVXY)のロング

米国ETFです。
VIX短期先物指数ETFは売るに売れず、VIXインバースETNが早期償還されてしまった今、目下検討中です。

ただ、私が口座を持っているSBI証券、マネックス証券では取扱がありません。

以上。

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