トルストイの「人生論」を読んだ。
発表当時(19世紀末)「正教の教義に対する不信を植えつけ」ることから発禁になったようだが、トルストイの思想は自分からするとやはりキリスト教でしか無いように思われた。
それだけ両者の思想に普遍性があると解すべきなのかもしれないが。
意識に対する洞察には目を見張った一方、(生命を理解するうえで)科学を否定するのはどうかと思った。
まあ、科学は人生の目的を答えてはくれないし、それを求めれば必然的に宗教になってしまうのかもしれない。
そして、帰結主義的に考えればそれでいいのかもしれない。
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