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Scientia est Potentia.

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読書

「『空気』の研究」山本七平

まったく、興味深いです。 空気といっても、その成分の75%が窒素で……とかそういった話では勿論ありません。 「場の空気」ってやつです。 分かりやすい例だと、 学級会か何かで立候補者を募る。 暫くしても、誰も手を挙げない。 この時の「空気」です。 一度、この「空気」...

読書

「魔法飛行」加納朋子

この本は、1年半位前に買った本です。 買って以来、一度も読んでいません。 本棚に眠らせていました。 別に忘れていたわけでも、(ネガティブな意味で)読む気がしないというわけでもありません。 読むのが勿体無かったのです。 こんな気持ちを抱いたのは初めての経験です。 そも...

読書

「親日派のための弁明」金完燮

毒を以って毒を制せよ。 反日教育を受けた人は読むといいと思います。 日本の善ばかり載っていますが、悪ばかりを学んできた人には丁度良いのではないでしょうか。

政治 読書

「共産党宣言」マルクス、エンゲルス

もはや、時代遅れとなっている部分が多いように思えました。 何を言っても言葉が届かないような不毛さの源泉がここにあるのかもしれません。 共産主義についてはいくらか知っていたので、歴史の事柄を別にすれば、自分にとって目新しいものは それほど多くはありませんでした。 より体系的...

読書

「日本人と『日本病』について」岸田秀、山本七平

日本人と「日本病」について 小学生の頃、父に貰った本です。 今回改めて読み直して判りましたが、少なからぬ影響を受けていたようです。 日本を精神分析しているのですが、非常に面白いです。 今なお通じるものがあります。 …………。 それは、日本が成長していないことを意味して...

読書

「メシアの処方箋」機本伸司

1年4ヶ月振りに小説を読みました。 意識して小説を避けてたわけでも無かったんですが、いつの間にかこんなに期間が空いていました。 ヒマラヤで氷河湖が決壊した。永年閉ざされていた下流のダム湖に浮かび上がったのは古代の「方舟」だった。こんな高地になぜ文明の跡が?いぶかる調査隊を...

読書

「宇宙開拓とコンピュータ」松本紘

宇宙開拓の必要性を説くことから始まります。 曰く、増え続ける人口と、向上を続ける生活レベルのために、地球上では、資源、エネルギー、 食糧および空間はいずれも急速に不足している。この問題を解決するためには、 地球という閉鎖系から人類が脱出し、少なくとも太陽系全体にその生活圏を広...

読書

『量子論』を楽しむ本

最初はつまらないですけどw後から面白くなってきます。 数式とかは少ないです。 もっと多いほうが逆に判りやすいような気もしますけど、アレルギー患者への配慮でしょうか。 歴史に沿って説明してあるので、ばらばらだった知識がつながった感じがします。

読書

「武士道」新渡戸稲造

元は外国人向けに書かれたものを翻訳したものです。 読みながら「新渡戸はキリスト教徒なのか?」と思いましたが、案の定そうみたいです。 読んでも損はないと思いますが、それほど強く薦めるほどでもありません。 内容自体は興味深いものですが、根底の思想に日本への深い理解と同時にキリ...

投資 読書

「リスク」ピーター・バーンスタイン

原題は「Against The Gods」 「リスク」という概念が生まれる前の古代ギリシャから始まって現代に至るまで人類がどのようにリスクと戦ってきたか(=神々の定めた運命から逃れようとしてきたか)を描く。 内容も数字体系の話から確率論の発見、統計学の発展、保険の誕生など...

経済 読書

「ヤバい経済学」

副題は「悪ガキ教授が世の裏側を探検する」 経済学のツールを使って、通念を引っくり返したり、意外な事実(?)を暴き出していくのがおもしろい。 個人的にツボだったのが「出会い系サイトにおける女性の金髪の価値は大学の卒業証書の価値と大体同じ」ってやつ。 親の属性・行動と子供の...

投資 読書

「おじいさんは山へ金儲けに」村上龍

現代版「学問のすすめ」といえるかもしれません。 またひとつ新たな見解を得ることができました。

読書

「火事場プロジェクトの法則」山崎敏

サブタイトルは「どうすればデスマーチをなくせるか?」 システム開発に携わる人には是非読んで欲しい。 忙しくても自分を見失わないようにしたいものです。

読書

「三月は深き紅の淵を」恩田陸

「三月は深き紅の淵を」 自分の脳では、このタイトルを脳語にアセンブルすると「読め」になります。 一切の負意を排除して最大級の好意を込めて「よくできた話」です。 最も好きなタイプの小説のうちのひとつです。 第三章まではそう思っていました。 この小説は四部構成となっている...

読書

「人間失格」太宰治

「文学とは何か?」とか「文学の定義は?」とか聞かれてもそんなことは判らないんだが、 しかし、この「人間失格」はまさしく文学であろうと思った。 H17.5.27 こないだ、書店でカバーが変わってるの見て驚いた。

読書

「文明の衝突と21世紀の日本」サミュエル・ハンチントン

日本にとって、西欧が他人であるように、アジアもまた他人である。 日本は中華でも仏教でもない一つの独立した文明だから。 読んだほうが良いと思われる本のうちの一つです。 かなり勉強になります。 H15.4.2

読書

「世界共和国へ」柄谷行人

自分はたとえどんなに精緻な制度その他を持った社会が描かれていようと、現実を寄与のものとしてそこに至るまでの道筋が描かれていない限り それは単なる夢想の域を出ないと思っている。 確かに、この本は単なるユートピアの構想が描かれているわけではないけど、大部分が「歴史」(過去及び現在の...

読書

「善悪の彼岸」ニーチェ

徒然でも何度か言及しています。 ニーチェ以前、哲学は真理を探る学問であったりしたわけです。 ところが、ニーチェは「なぜ真理がなければならないのか」とまあ、こんなことを言いました。 これは、自分の中ではコペルニクス的転回でした。 道徳についての記述、これは非常に興味深いも...

読書

「君主論」マキアヴェリ

君主論〈新訳〉 俗にいう(目的のためには手段を選ばない的な)「マキャベリズム」は 本来のマキアヴェリの思想とは異なります。 マキアヴェリは単なる思想家ではなく、実際に外交官等として政治に携わった人物です。 従って、その思想も机上の空論ではなく、現実に立脚したものです。 内...

読書

「僕のなかの壊れていない部分」白石一文

前から本屋で見かける度に気になっていた本で、ついに先日購入した。 全体としてはそれほどではないけど、部分部分は(小学生の作文みたいであまり好きな表現ではないのだけれど)とても「考えさせられた」 結果、生と死と幸福の関係についての認識を新たにした。 それから「僕」のなかの「...

読書

「歯車」芥川竜之介

歯車 他二篇 2chの文学板の「絶望的な文学作品教えてくれませんか?」というスレで幾度か言及されていたので気になって読んでみました。 描かれていたのは、予期していたような「明確な」絶望ではなく、日常生活をそっと覆いそして這い寄ってくるような絶望でした。 これはこれでなか...

読書

「起業バカ」渡辺仁

(筆者自身の経験も含め)多くの失敗例を交えながら起業について考察していくんだけど、興味深い話が満載だった。 特に、貸し渋り対策に政府が投入した資金(つーか税金なんだけど)が資金繰りに困ったベンチャーを窓口にして裏勢力に流れる話。 こういう世の中の裏側の話に触れる機会ってなかな...

読書

「天皇家はなぜ続いたのか」梅澤恵美子

テーマ自体は物凄く興味深く即買いしたわけですが。 内容は、記紀や神社伝承を基にヤマト建国の謎を探る、みたいな感じで、 それはそれで興味深かったでしたが、想像とは違いました。 H15.5.1

読書

「貧困の克服」アマルティア・セン

この本はセンの4つの講演論文「危機を超えて」「普遍的価値としての民主主義」「人権とアジア的価値」「なぜ人間の安全保障なのか」がまとめられたもの。 その為、内容に若干重複があったりする。 経済発展の為には単に市場メカニズムを導入するだけでは不充分で、教育、医療、土地制度等に対...

読書

「神は沈黙せず」山本弘

「沈黙する神」に対する解答として、こんなものがあったとは……。 その他いろいろなテーマが散りばめられているんだが、それぞれとても面白かった。 中でも「死後の生」や宗教の機能あたりが興味をそそられた。 H18.8.15 ※自分が買ったときは単行本だったけど、いつの間...

企業リスト 経済

The Global 100 - 2008

Most Sustainable Corporations in the World 「世界で最もサスティナブルな企業100社」ってとこでしょうか。 Sustainableってよく「持続可能な」って訳すけど、もっと良い訳が無いものかな。 とりあえず、このエントリでは「サステ...

読書

「日本語の作文技術」本多勝一

まさか、この人の本を読むことになるとは思わなかったけど、内容的にはなかなか素晴らしい。 特に修飾の順序や句読点の打ち方について説明している部分が参考になった。 今までずっと「何となく」で読点を打っていたので。 というか、ほとんどの人は厳密な原則を意識することなく「何とな...

読書

「人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?」門倉貴史

タイトルに比して、中身はバラエティーに富んでいてなかなか楽しめ、税金に関してはかなり参考になる部分があった。 ただ、ちょっとポピュリズム的な言説が目に付いたけど……。 「支出税」は話としては面白いけど、いかんせん実現性が薄い。(筆者自身も認めていたけど) 技術的には将来可...

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    本日、所用のため戸籍の附票の写しを取得してきました。 画像はその書類をスキャンしたものです。 ※個人情報満載なので「のり弁」です。 そう、私の本籍地は 東京都千代田区千代田1番 (皇居)です。 ちなみに、皇居の住所(住居表示)は「東京都千代田区千代田1番1号」で...

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    2017年分の確定申告が終わりました。 ※免責事項※ 本記事では、税務に関する表記がありますが、これらはあくまで専門家ではない一介の個人の私的見解です。 私は、これらの情報を利用することによって生ずるいかなる損害に対しても一切責任を負いません。 確定申告を含む実...

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ばしこ
30代フルタイム共働き世帯。子供は2人(長男:2016年生まれ、長女:2019年生まれ)家計管理は夫の私が行っています。高校生だった2000年から投資を続けています。
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