【PDF】産業競争力会議 議員名簿(平成 25 年1月 23 日現在)
議 長
安倍 晋三(内閣総理大臣)
議長代理
麻生 太郎(副総理)
副 議 長
甘利 明 (経済再生担当大臣 兼 内閣府特命担当大臣/経済財政政策)
菅 義偉 (内閣官房長官)
茂木 敏充 (経済産業大臣)
議 員
山本 一太(内閣府特命担当大臣/科学技術政策)
稲田 朋美(内閣府特命担当大臣/規制改革)
竹中 平蔵(慶應義塾大学総合政策学部教授)
橋本 和仁(東京大学大学院工学系研究科教授)
秋山 咲恵(株式会社サキコーポレーション 代表取締役社長)
岡 素之(住友商事株式会社 相談役)榊原 定征(東レ株式会社代表取締役 取締役会長)
坂根 正弘(コマツ 取締役会長)
佐藤 康博(株式会社みずほフィナンシャルグループ 取締役社長/グループCEO)
新浪 剛史(株式会社ローソン代表取締役社長/CEO)
長谷川閑史(武田薬品工業株式会社 代表取締役社長)
三木谷浩史(楽天株式会社 代表取締役会長/社長)
議長は総理大臣、議長代理、副議長は閣僚から。
まあ、ここは特に気にしないです、担当分野も妥当ですし。
議員は計12名で、内2名はやはり閣僚、2名は学者、そして8名が財界からアサインされています。
閣僚の2名の担当分野が規制改革と科学技術政策となっています。
規制改革は当然でしょうが、もう一つが科学技術政策なのは良いことではないかと思います。
学者からの選出に関して、竹中平蔵さんは特別驚きは無いですね。
それに対して、橋本和仁さんは(名前を存じ上げませんでしたが)工学系から選ばれていたのが意外でした。
Wikipediaの記事によると「光触媒、太陽電池、人工光合成など、光エネルギーの変換研究に幅広く取り組んでいる」方のようです。
政治の世界に科学や技術が分かる人が入っていることが分かると少し安心感があります。
先ほどの科学技術政策担当大臣の件とも相まって期待が持てるのではないでしょうか。
以上2行は実際に何らかの成果が得られるのかに関しては全く根拠の無い話ではありますが。
で、お次は財界からの8名について。
1社を除いてはよく知られた企業ですね。
それぞれの業界に関しても、商社、化学、機械、銀行、流通、製薬、ネットとまあ、バランスが配慮されているのではないでしょうか。
で、この記事を書くキッカケとなった残りの1社について。
秋山 咲恵(株式会社サキコーポレーション 代表取締役社長)
不勉強ながら経営者も会社も知らない人でした。
女性枠なんだろうなとは思いましたが。
何者なんだろうとググってみるとこんな記事がありました。
政府委員入りした女性ベンチャー 秋山咲恵って誰?(週刊文春)
なるほど、ベンチャー枠でもあるわけですね。
それにしても週刊文春と同じ疑問を抱くとは……。
この秋山咲恵(リンク先はWikipedia)というお方、全く記憶に残っていなかったのですが、小泉政権時代に政府税制調査会の委員も務めていたようです。
なるほど!
京大出身で、アクセンチュア(当時アンダーセン)を経て、同じく京大出身でパナソニックで研究者をしていた夫の秋山吉宏氏(現 株式会社サキコーポレーション 取締役副社長/最高技術責任者)と起業したようです。
なるほど!!
生年月日の月日が分からないので1歳ずれるかもしれませんが、起業したのが32歳で、現在は50歳ということです。
ちなみに、安倍総理の妻、安倍昭恵さんと何となく名前が似ていて、生年が一緒なのがちょっと気になりましたが、これは偶々でしょうね。
このサキコーポレーションという会社、プリント基板の検査装置の製造・開発・販売をしていて、ベンチャーと言っても結構硬派な感じがします。
非上場企業で、財務的な情報が皆無なのはちょっと残念です。
先の週刊文春の記事を見ると、結構大変そうですが。
ちなみに、元々はKSP(かながわサイエンスパーク)出身のようです。
とまあ、サキコーポレーションのことはこのぐらいにして、何はともあれ、今後の産業競争力会議には期待したいです。
最後に、コマツの板根会長の動画へのリンクを貼っておきます。
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