副題は「ベーシック・インカム論争」
自分がベーシック・インカムを知ったのは、左派リバタリアニズムの政策に触れた時だった。
しかしながら本書を読んで、ベーシック・インカムがさまざまなイデオロギーの政策パッケージの一部として採用され得ること、採用される文脈によってベーシック・インカムの持つ意味が大きく異なることが分かった。
そして、もう一つ大きな収穫だったのが、本来のグリーンとフェミニズムに対する理解が深まったこと。
思想としての本来のグリーンとフェミニズムにはそれなりの哲学的背景があったようです。
実際に活動している団体とかはひどく歪曲したり、宗教になってしまったりしてる気がするけど。
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