2017年分の確定申告が終わりました。
※免責事項※
本記事では、税務に関する表記がありますが、これらはあくまで専門家ではない一介の個人の私的見解です。私は、これらの情報を利用することによって生ずるいかなる損害に対しても一切責任を負いません。
確定申告を含む実際の税務上の取扱等については専門家の助言に従ってください。
ただ、私は学生時代の2006年分の申告から使い始めて今回で12回目の申告なので、
・単純に慣れた
・昔よりは使いやすくなっている
という理由で余計にそう感じるのかもしれません。
初めての確定申告だったらやっぱり分かり辛いよなぁ、と思います。
公式のヘルプは、専門的過ぎるというか、一分の隙も無く100%正しいことを書こうとするがゆえに(現に正しいのでしょうが)素人にはよく分からないんですよね。
調整国外所得金額とは?
今回確定申告をする上で引っかかったワードは「調整国外所得金額」でした。確定申告書等作成コーナーの「よくある質問」からこの用語の説明を引用してみます。
・【確定申告書等作成コーナー】-調整国外所得金額とは
調整国外所得金額とは、その年分の国外所得金額をいいます。私も一般人の中ではまぁまぁ税務に強いほうだと思うのですが、1回読んだだけではよく分かりませんでした。。
ただし、その年分の国外源泉所得が、その年分の所得総額に相当する金額を超える場合には、その年分の所得総額に相当する金額に達するまでの金額とします。
(注) 国外所得金額の計算にあたっては、純損失又は雑損失の繰越控除や居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の繰越控除等の規定を適用しないで計算をします。
要は、国内所得が国外所得より多く、損失の繰越控除を使っていない場合は「調整国外所得金額」は国外所得の額と基本的に一致するということですね。
初年度の住宅ローン控除のために電子申告でも必要な紙の書類とは?
過去12回の確定申告をしている私ですが、電子申告をしたのは前回が初めてで、今回で2回目です。
毎年確定申告をする人にはオススメです。
税務署までの交通費もかからないし、確定申告書の本体や添付書類の印刷にもお金かかりませんし。
(前々回は50枚超も印刷していましたので1枚10円でも500円です。。)毎年確定申告をする人にはオススメです。
税務署までの交通費もかからないし、確定申告書の本体や添付書類の印刷にもお金かかりませんし。
何より平日に休んだり、確定申告中に数回ある土日の開庁日に予定を合わせたり、時間が節約できるのが大きいと思います。
電子申告であれば、平日の夜にでも自宅で作業できますからね。
とはいえ、電子申告をする上での初回の作業がかなり手間なので、毎年確定申告を行わない人にはあまりおすすめしません。
金銭面としてはICカードリーダの購入費用も必要になります。
素直に印刷して税務署に持っていくか、紙を郵送で送るのが無難です。
さて、昨年新築分譲マンションを購入し、住み始めた私は住宅ローン控除の適用のために確定申告が必要なのでした。
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電子申告してみたところ、結論としては以下の3種類は紙の書類が必要となるようです。
・住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(原本)
・住宅の売買契約書の写しや工事請負契約書の写し・住宅の登記事項証明書(原本)
電子申告だけで完結しないのは残念ですね。
とはいえ、ICカードリーダを不要化したり、年末調整時の保険料控除や住宅ローン控除は電子化に向けて動いているようなので、今後に期待です。
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