12/16に与党税制改正大綱が発表されました。
この後、法制化(確定)には国会審議を経る必要があるので、少し気が早いですが、新NISAの利用方針を検討しました。
新NISAのあらまし
税制改正大綱によると、
つみたて枠の年間投資上限:120万円(つみたてNISAの3倍)
成長投資枠の年間投資上限:240万円(一般NISAの2倍)
生涯の投資上限額:1800万円
でした。
11/26時点の私の予想は
つみたて枠の年間投資上限:60万円(つみたてNISAの1.5倍)成長投資枠の年間投資上限:180万円(一般NISAの1.5倍)
生涯の投資上限額:1500万円
でしたので、予想は外れてしまいましたが、どれも予想よりも大きく、嬉しいサプライズでした。
これだけ大盤振る舞いするのは金融所得課税強化の布石では、と思ってしまいます。
非課税投資枠が元本ベースで1800万円+iDeCoもあれば、一般国民の投資需要はカバーできそうですし、これを上回る分は「金持ち」なので、将来的な課税強化(20%→25%~30%)は避けられないのでは、と。
新NISAの利用方針
最短(5年)で非課税投資枠を使い切ります。2022年末の資産保有状況(金額は、12/18時点)
VT、オルカン以外の投資信託・ETF、個別株を除いた資産の保有状況は以下のとおりです。
・買付余力(日本円):190万円
・買付余力(米ドル):380万円
・特定口座(オルカン):320万円
・特定口座(VT):650万円
・一般NISA
・2023年満了分:VT 25万円(2018年勘定分)
・2024年満了分:VT 12万円(2019年勘定分)
・2025年満了分:VT 145万円(2020年勘定分)
・2026年満了分:オルカン 146万円(2021年勘定分)
・2027年満了分:オルカン 120万円(2022年勘定分)
以下のような基本方針にします。
毎年、360万円を新規投資するのは厳しいので、2025年からは特定口座からの買い直しも視野につみたて枠ではオルカン、成長投資枠ではVTを購入します。
不動産収入を除いて追加入金なし、株価の変動なし、の前提での試算です。
実際には追加入金も多少すると思いますし、株価の変動に応じて、一般NISA、特定口座の残高は変動するでしょう。
新NISAへの拠出完了後も500万円以上は特定口座に残る計算なので、非課税枠を使い切れない、という事態にはならない想定です。
なお、今すぐにキャッシュポジションを全額リスク資産に突っ込み、新NISAが始まったら買い直すのが最善手だと頭では理解していますが、一定程度キャッシュポジションを持っておきたいので、そうはしません。
ジュニアNISAについて
残念ながら新NISAは未成年は使えません。
ジュニアNISAは引き続き子供たちが成人するまで使い倒すとして、新規投資は妻の新NISA口座で子供たちの学資貯蓄を継続しようと思います。
つみたて枠
妻の個人資産の積立。(今はつみたてNISA満額の月3.3万円。増額するかどうかは妻次第)
成長投資枠
子供の学費分の積立。(子供2人分で、毎月10万円)
こんな感じですね。
妻の新NISA口座のほうでは非課税投資枠の最短での使い切りは(たぶん)目指しません。
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