ばしこ (@harukindex) です。
長男・長女のジュニアNISA口座での投資方針を変更しました。
VTへの新規投資はやめて、今後はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(以下、オルカン)に投資します。
この記事がVer.15となっていることからも分かるように、ジュニアNISA口座での投資方針はこれまでも悩みに悩み、何度も変更してきました。
前回の記事では検討の結果、VTに投資することにしました。
この記事中でも検討したように、
・コスト、運用会社の観点ではVT
・運用効率、手間のかからなさの観点ではオルカン
に軍配が上がります。
この結論は今でも変わりません。
しかし1年以上に渡って実践してみて、当初考えていたよりもVTのデメリットをより強く感じるようになりました。
VTからオルカンに変更した理由
改めてVTとオルカンのPros/Consを整理しました。
デメリットは大きく3点あります。
手間がかかる
手間がかかることは分かっていました。VT1本では非課税枠を使い切れない
ジュニアNISA口座の非課税投資枠は80万円です。そのため、VT 1本では非課税投資枠を余すことなく使い切ることができません。
運用効率が悪い
これは前回の記事でも述べた通りです。オルカンはファンドで受け入れた配当金を非課税(※)で自動的に再投資してくれます。
※日本の投資信託は所得税法176 条(「信託財産に係る利子等の課税の特例」)によりファンドで受け入れた配当金は非課税とされています。
一方、VTは分配金が再投資できるようになるまでの資金の待機期間が存在するため、その分だけ運用効率が低下します。
以上が3つのデメリットです。
コスト
前回の記事では0.01995%ほどVTのほうが有利という結論を出しました。運用会社への信頼
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投資方針
具体的な投資方針を紹介します。
新規投資分
ジュニアNISA口座での新規投資は全てオルカンとする。
既投資分
米ドル資産はジュニアNISAのVTのみとする。
・2021年のジュニアNISA枠が使えるようになったら、特定口座のVT、米ドルMMFは売却し(円で受け取り)、2021年のジュニアNISA枠でオルカンを購入する
・2018年に投資したVTはロールオーバーのタイミングで売却し、2023年の投資枠でオルカンを購入する
・2019年~2020年に投資したVTはそのままジュニアNISA口座で運用し続ける
※ジュニアNISA口座での新規投資は2023年までとなっています。
2019年、2020年の非課税投資枠は売却しても新年度の非課税投資枠はないため、投資し続けます。
・ジュニアNISA口座で保有し続けるVTから得られる配当金は、円転して、オルカンを購入する
※ドル建て資産のまま運用し続けたほうが運用面ではプラスと考えていますが、管理する手間を極力減らすため、円転します。
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