NISA制度の変更について方向性が示されています。
ポイントは以下の4つ。
1.制度の恒久化
現在、一般NISA(2024年からは新NISAの)は2028年、つみたてNISAは2042年までの期限が設定されている。
これを撤廃し恒久化することで予見可能性を高め長期的な投資を促す。
2.非課税保有期間の無期限化
非課税期間を無期限化し、長期保有へのインセンティブを高める。
3.投資上限額の増加
現在の投資上限額は一般NISA 120万円、つみたてNISA 40万円。・資金に余裕のあるときに集中的に投資できるように一般NISAを拡充する
・つみたてNISAも40万円では12ヶ月で均等に割り切れないし、一般NISAと同様に投資限度額を拡大する。
4.新NISA制度の見直し
制度が複雑でわかりにくいため、新NISA制度は見直し、NISA制度の拡充を行う。
所感
一般NISAとつみたてNISAはそのまま併存しそうですね。
未成年も一般NISAまたはつみたてNISAを使えるようになるのかが気になります。
※統合NISA(仮)は未成年も利用できる予定でした。
参考ブログ記事:統合NISA(仮)ができるぞ(金融庁によるNISA拡充案説明会に参加しました)
私の予想
私の予想を記載しておきます。(2022/11/26時点)
つみたてNISAの年間投資枠:60万円(40万円から1.5倍、12で割り切れる額)
一般NISAの年間投資枠:180万円(つみたてNISAと同様に1.5倍)
生涯の投資上限額:1500万円(60万円×25年分、2000万円問題をクリアできそうな額かつ金持ち優遇の批判を避けるため、政治的にあまり高額にはできない)
・生涯の投資上限額は簿価ベースで判定される
・売った場合(翌年に)売った分の元本分だけ投資可能枠が復活する。
→生涯の投資上限額の意味はある時点で非課税で投資できる元本ベースの最大額、と考えます。
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