今日5/3は憲法記念日ということで、久々の政治ネタです。
憲法9条の改正について、この1年くらいで考えを改めました。
まず、憲法9条の条文をおさらいします。
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
さて、私は20年以上に渡って改憲派でした。
現に自衛隊は存在するし、これまでもこれからも自衛隊は必要な存在であり、自衛隊の廃止は非現実的です。
であるならば、憲法の条文と現実の乖離を認め、憲法に国民の生命と財産を守るための必要最低限度の武力として自衛隊の保持を明記すべき。
そう考えてきました。
が、最近は考えを改めました。
政府の公式見解では現行憲法下においても、自衛隊は合憲とされており、解釈改憲を重ねた結果、集団的自衛権の行使も合憲です。
ここまできたらもう、改憲する必要が無いのではないか、と考えるようになりました。
仮に憲法が改正され、自衛隊の存在が憲法に明文化された暁には、さらなる未来にどんな解釈改憲が行われることになってしまうのか、空恐ろしくなってきたからです。
以上。
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