前回の投資方針の変更から3ヶ月も経っていませんが、投資方針のUpdateです。
前回記事
タイトルにもある通り、長男のジュニアNISA口座でVTとスリム全世界株に積立投資することにしました。
変更前後の積立対象の投資信託は以下の通りとなります。
【変更前】積立対象の投資信託(積立日、月間の積立金額)
↓・eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(毎月9日、62,000円)
【変更後】積立対象の投資信託
・eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
投資のルール
以下の流れで毎月の購入金額を定めずに投資していきます。
1. 長男の収入を全額SBI証券に入金
2. 入金した円でVTを買えるだけ購入(円貨決済)
3. 余った円でスリム全世界株を購入(円貨決済)
シンプル・イズ・ベストですね。
投資信託とは異なり、VTには分配金があります。
SBI証券の場合、分配金は米ドルキャッシュで支払われます。
分配金が支払われたときの流れは以下の通りです。
1. VTの分配金が米ドルキャッシュで入金される
2. 入金された米ドルキャッシュでVTを買えるだけ購入(外貨決済)
3. 余った米ドルキャッシュで米ドルMMFを購入(外貨決済)
最初のうちは分配金の額が小さいため、2.でVTを購入できず、3.で米ドルMMFを購入することになります。
米ドルMMFの残高がVTを1株購入できるだけ貯まったときは米ドルMMFを売却し、VTを購入します。
なお、VTを購入するときはジュニアNISA口座、米ドルMMFを購入するときは特定口座を使います。
VTを積み立てることにした理由
スリム全世界株ではなく、VTをメインの投資対象に据えたのはより低コストであるためです。
なお、我が家ではたまたまSBI証券でジュニアNISA口座を開設していたので、VTを購入できました。
楽天証券のジュニアNISAで口座では米国籍ETFが買えないようなので注意が必要です。
この機会に、米国一極集中投資ではなく、国際分散投資しているのはどうしてなのかをお話します。
なぜVTIではなく、VTなのか
ここ1~2年、米国一国集中投資派が目立っている印象があります。・超長期の実績
・株主重視の経営姿勢
・人口動態(これからも人口増が続く見通し)
色々と理屈はあるものの、私はこの「米国株ブーム」を少し冷ややかな目で見ています。
私は、これまでの18年以上に及ぶ投資経験から1つの知見を得ました。
・価格の水準調整が起こったとき、水準調整前の価格が誤っていたことを後付けで合理的に説明できる。
言い換えると、
・「今」の価格に対して必ず合理的な説明ができる。
・でも、後で当時の価格が間違っていたことが分かることがある。
米国経済が今後も成長を続けるであろうことは私も否定しません。
ただ、この先の10年は、直近の10年ほどには輝かしいパフォーマンスが得られないのではないか。
そんな風に思うのです。
ここ数年で投資を始めた方には信じられないかもしれない話をします。
リーマンショックより前の時代、米国株その他先進国株が冴えなかった一方、新興国株が強かった時代がありました。
新興国株一極集中投資派が一定の勢力として存在していて、(米国を含む)先進国株不要論を唱える声も聞けました。
私には、ちょうど現在の米国株一極集中投資派と過去の新興国株一極集中投資派が重なって見えます。
歴史は繰り返します。
米国株不要論を唱えるつもりは無い
とはいえ、米国株不要論を唱えるつもりは無いのです。そもそも、世界の株式時価総額の50%以上は米国株です。
VTを買うということは半分以上は米国株に投資することを意味します。
また、長男は国際分散投資を行っていますが、父の私は金融資産のうち7割超は米国株で持っていますしね。
もちろん、個別株を見れば妙味のある会社は多いでしょう。
投資方針の見直しの経緯
実は、投資方針のVer.12とVer.13の間で、投資方針の揺れ動きがありました。
入金後、円貨で直接VTを購入するのではなく、一度米ドルMMFを購入する、といったやり方をしていたりもしました。
ただ、このやり方の場合、米ドルMMFを売却、VTを購入、余った米ドル現金で再び米ドルMMFを購入、といったように手数が増えてしまいます。
手間を極力省きたいため、当面はこの方針で進めていくことにします。
入金後、円貨で直接VTを購入するのではなく、一度米ドルMMFを購入する、といったやり方をしていたりもしました。
ただ、このやり方の場合、米ドルMMFを売却、VTを購入、余った米ドル現金で再び米ドルMMFを購入、といったように手数が増えてしまいます。
手間を極力省きたいため、当面はこの方針で進めていくことにします。
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