(筆者自身の経験も含め)多くの失敗例を交えながら起業について考察していくんだけど、興味深い話が満載だった。
特に、貸し渋り対策に政府が投入した資金(つーか税金なんだけど)が資金繰りに困ったベンチャーを窓口にして裏勢力に流れる話。
こういう世の中の裏側の話に触れる機会ってなかなか無いからねぇ 。
他には、フランチャイズの話かな。最近バイト先がフランチャイズ展開し始めたんだけど、本の記述と自分の見聞きした現実とのオーバーラップが楽しめた。
それから、クレイフィッシュ、ハイパーネット、(敢えて)オン・ザ・エッヂあたりの話も印象に残った。
まぁ、ついつい派手な話に目が行きがちになってしまうけど、ただの(?)失敗例も普通に興味深い。
将来起業したい人は読んどくといいと思う。
あと内容には関係無いけど、光文社ペーパーバックスの方針でキーワードが英語で併記されているので英語の勉強にもなったんじゃないかと思う。(おまけ程度だけど)
光文社ペーパーバックスはかなり熱いと思う。
好評既刊をざっと見ただけでもひところ話題になった本がかなりあるし、他にも興味深いテーマの本が多い。
まぁ、基本的に日本に対してネガティブみたいだけど w
H18.7.9
※一般には、キーワードの英語の併記は評判がよろしくないっぽい。
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