山本金融相

2006/11/19

経済 徒然

t f B! P L
曰く「金利規制や参入規制、借り手の総量規制はいわば市場メカニズムを取り返すための措置」

仮にも市場メカニズムを謳うならどう考えても逆だと思います。



以下、思考の断片を少しまとめたもの。

ところどころに飛躍があるのはご愛嬌ということで。



人間は合理的な生き物。

しかし、経済合理的であるとは限らない。

時間や思考の節約のために経済性を犠牲にする。

時間節約のために経済性を犠牲にすることは金で時間を買うということ。

節約した時間の価値>犠牲にした経済価値ならば、市場の効率性に貢献する。

すなわち、経済合理性は損なわれていない。



一方、思考の節約のために経済性を犠牲にする場合はどうか?

※思考には時間コストも含まれるが。



情報収集と比較・検討のコスト(思考のコスト)が大きい場合、金銭面に限っては合理的でない為、市場は効率的でなくなる?

但し、その場合でも(個人における)総合的な合理性は担保される。

つまり、消費者は「考えることの面倒くささ」(=情報収集と比較・検討コストの支払い)を回避することの引き換えに、金銭的メリットを失っている。



政府が規制によって業者を淘汰すること=面倒くさい部分の代行

多くの人間の共通する思考コスト部分を節約することには多大なメリットがある。

ただ、政府の決定を信頼できるかどうかは「?」



cf.

・民主主義

・「『みんなの意見』は案外正しい」

・市場を信じない人は民主主義を信じていないのだ(by ミルトン・フリードマン)



結局のところ、自由な市場があれば政府の規制は必要ないかもしれない。

条件:「みんなの意見」の集約が(経済?)合理的なものになる



というか、真に民主主義的な政府(理念的過ぎるな……)の決定とは即ち市場の意見に他ならないのではないか。



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プロフィール

ばしこ

2000年 15歳で株式投資を開始
2009年 米国株投資を開始
2011年 不動産投資を開始
2016年 長男(0歳)インデックス投資@ジュニアNISAを開始
2018年 妻(3x歳)インデックス投資@つみたてNISAを開始
2019年 長女(0歳)インデックス投資@ジュニアNISAを開始

mail:basico@hexarys.net

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