サブタイトルは「1万人の失敗談からわかった人生の法則」です。
内容紹介から引用します。
仕事、家庭、子育て、教育、介護、お金、出世……なぜ、30代の延長だと失敗するのか?上昇志向の20代、30代と、定年間近の50代に挟まれた「空白の10年間」こそ、1万人の失敗談から見えてきた「人生の分かれ道」。40代で年収10倍、人生の大逆転を果たした著者が明かす、充実した「生き方・働き方」50の具体策。
筆者はリクルート出身、40代で年収を10倍アップ、現在は営業の研修やコンサルティングを手がける会社の創業社長です。
評価は星3.5です。
【評価基準】
☆5 人生観や生き方を変えうる1冊。
☆4 良書。新たな知見・視点が得られる。もっと評価されるべき1冊。
☆3 面白い。おすすめ。
☆2 普通かそれ以下。時間つぶしに読んでも良い。
☆1 微妙。つまらないかも。
☆0 時間の無駄。読む価値なし。
この50のリストは仕事に関することが中心だった印象ですが、人生や家庭などについても記述されています。
この本を読むべきタイミングは、子供ができたとき、もしくは管理職への昇進が決まったとき、いずれか早い方です。
40代になってからでは遅いかもしれません。
自分へのメモも兼ねて、50のリストのいくつかを紹介します。後悔01:自分にとって大切なことを優先できなかった
対策:「人生で手に入れたいこと」を3つに絞り円グラフに描く
一度しかない人生です。
自分の人生を生きたいですね。
後悔05:未来の成功より「今日一日」を大切にすれば良かった
最も刺さったのがこの後悔でした。
常に10年後、20年後に目標を定めて、目標に向かって邁進する生き方があります。
常に10年後、20年後に目標を定めて、目標に向かって邁進する生き方があります。
若いうちは未来のために「今」を犠牲にすることがあっても良いでしょう。
でも、40代や50代、あるいはもっと上の年代になっても10年後、20年後のために生きるのはどうでしょう。
常に将来の「なりたい自分」のために生きるのは「今を生きていない」ことになります。
「今を生きていない」のに、今の幸せを実感できるはずが無い、という話です。
「種まき」と「収穫」のバランスをどうとるか、最近よく考えています。
でも、40代や50代、あるいはもっと上の年代になっても10年後、20年後のために生きるのはどうでしょう。
常に将来の「なりたい自分」のために生きるのは「今を生きていない」ことになります。
「今を生きていない」のに、今の幸せを実感できるはずが無い、という話です。
「種まき」と「収穫」のバランスをどうとるか、最近よく考えています。
後悔06:負けない「絶対的な自信」が欲しかった
自信は、20代30代前半では成長の妨げになってしまうことがある。
自信は、20代30代前半では成長の妨げになってしまうことがある。
リーダーとなる40代では人を動かすのに自信が必要。
自信のないリーダーについていく人はいない。
もっとも、絶対的な自信を持つことは難しい。
基準を明確にして相対的な自信をもつことが大事。
後悔12:仕事に追われて「すべきこと」ばかりやっていた
対策:毎週ドキドキするゴールを設定する
「すべきこと」をやるだけで1日が終わり、1週間が終わり、1ヶ月が終わり、1年が終わる。
そうならないように気をつけたいと思いました。
後悔14:自分が「何を成し遂げたか」がわからなくなった
対策:「四半期ごと」に会社に貢献できたことを書き出す
対策:「四半期ごと」に会社に貢献できたことを書き出す
1年間で自分が何を成し遂げたのか、意外に忘れてしまうものなので、意識しておこうと考えました。
後悔16:負けない「交渉力」が欲しかった
交渉力を高める必要十分条件は「相手側と自分側の状況を素早く的確に把握する力」
それに「理と情」のバランス、合理性と想いが大事。
後悔19:「スピード」をもっと重視すべきだった
拙速は巧遅に勝る、と言います。周りの出世している方を見ても、忙しいはずなのに、メールの返信が早いと感じます。
その点からも「スピードが大事」であることは実感に合いますね。
以上。
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